カクヨム更新。ベッドシーンと反儒教。

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楊貴妃と安禄山の時以来のベッドシーンです。たいした描写はしていないので、R15指定というくらいでひとつよろしく。

(ここからネタバレ)

このシーン、実際にはすべて魯乗の幻影です。唐流嶬はひとりでベッドシーンをやらされてるわけで、手玉に取ったつもりが取られていたと言うことで、そりゃ怒るよねという話。

ここで魯乗は鋼先のモノマネを慎重にやっていて、口調や態度を忠実に再現しています。

鋼先の好物は蒸し鶏なので、それを真っ先に食べるところなど、芸が細かいのです。

そして、鋼先のことを「あれこそ好漢じゃよ、と魯乗が言ってた」というのは、魯乗の本当の本音なんですね。

この二人には世代を超えた友情があり、この作品で影のテーマとなっている「反儒教」の側面を担っています。

鋼先は全員のために、魯乗にかなり大規模な幻影を出させました。そういえば、中村敦夫主演のドラマ水滸伝(1973)でも、公孫勝(寺田農)が壮大な幻影を使って高俅を追い詰めましたね。(知ってる人いるかな…)

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