https://kakuyomu.jp/works/1177354054884121209/episodes/1177354054886017318
この回も少し書き足しをしました。
唐流嶬は、普通の人とは違う生い立ちを過ごしています。それは特に悲しいものではなく、環境ゆえのものであり、同情を寄せるような上から目線では書いていません。
だから、彼女の恋愛感覚は一般の人とは違いますし、倫理観念も独特です。
しかし、彼女の回りにいる大人たち(配下が多い)はそれには気付かず、中華思想の母体となっている儒教概念を彼女に強いている。
そんな描写を追加しています。
私は別に儒教概念を批判しているのではありません。
ただ、あまりにもそれが深く浸透しているので、東北アジア特有の思想であることを、今や誰も知らない、特に日本人は知らない、ということを表現したつもりです。
伝わらなかったとしても構いません。あまり露骨に書くと本編から逸脱しますので…