https://kakuyomu.jp/works/1177354054884121209/episodes/1177354054884729759
中国古典文学には「伝奇」というジャンルがあり、不思議な話を集めたものが主になっています。今回はそんなエピソード。
ちなみに伝奇は唐の前、六朝時代頃から編纂されて本になっているようで、今日にも伝えられています。
まだ読み物としてのエンタテインメント性は低く、「どこどこで幽霊が目撃された。それを見たという誰々が病気になった。お祓いをしたら治った」というような、ローカル新聞記事のような記述が多く、文芸史を知る一つの参考にもなっておもしろいです。