https://kakuyomu.jp/works/1177354054884121209/episodes/1177354054886356806
ジョジョとは何の関係もない伏魔伝ですが、第三部の終わりです。
鉄車輪との決着、おもしろいことに、鋼先も唐流嶬も、自分たちの勝利だと捉えています。
二人が戦う前に、組織トップならではの舌戦が繰り広げられますが、書いていて楽しいシーンでした。
鉄車輪を敵とは思っていない、という鋼先の意見は、彼がそれだけ視野が広く、器が大きい事の現れです。
だからこそ唐流嶬も彼を欲しがったのだし、個人的な相談も敢えて受けたのでしょう。
以前にも書きましたが、唐流嶬は普通の人とはかなり違う思考を持っているので、恋愛の仕方もまったく独自です。彼女は、誰にも理解されない思考法の中で、本当に鋼先を愛しました。鋼先は、最後の最後にそれに気付いていたことを伝えます。追魔剣が刺さったときのやりとりは、それを現しています。