鋼魯首脳会議を追加。

グループのトップが他のメンバーに話しにくい内容をこっそり打ち合わせするシーンを、自分的に首脳会議と呼んでプロットを作っていました。設定内容などを開示するシーンになるので、出していく情報量のバランスに気を使うため、よく吟味して書いていました。

そんな中で、うっかり書き漏らしていたシーンがあったので追加しました。

第三部の終わりで、鋼先が自分の魔星を唐流嶬に確認させたくだりを、後から魯乗に報告するシーンを入れました。(第四十七回 空井戸の戦い)

鋼先の性格からして、こういうことは魯乗にだけ話すはずです。(魯乗に黙って唐流嶬を訪ねたり百威を連れ出して消耗させたことは「ごめんな」で済ませてると思います。)

魯乗の現在の法力では、果たして唐流嶬の言ったことが事実なのかは判らないのですが、天界に聞いてみようかと提案する魯乗に対して、鋼先が自分の考えをはっきりと伝えるシーンになりました。

追加分を書き始めるまではそこまで意識していなかったのですが、キャラを動かしていると「こいつならこういうときこんな風にするだろうな」という思いつきが働くので、書いていて楽しいですね。今更ですがこのブログは、拙作を支持して頂いている方への伝達よりも、小説書きの方に向けて小技を披露している場所のような気がしています。

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