https://kakuyomu.jp/works/1177354054884121209/episodes/1177354054887200256
「漢以来の繁栄王朝」ということを思えば、唐はまだまだ情報不足な政権だったのでしょう。辛辣な評価ですみませんが。歴史とはかくも時間を必要とするものかな、と思います。
しかし、如何に情報伝達が発達したとしても、最高権力者はそれを弾圧する実力を有しており、ペンは剣よりも強しとはならない現状が、結局の所今にも続いていると実感します。
この当時の世界帝国として影響力のあった唐が、皇帝の夜逃げという行動で、取り返せないほど崩れて行きます。その後の建て直しを頑張ろうとしますが、宦官がとにかく邪魔をして、ただただ年月が過ぎるという、不毛な時代を迎えます。