独眼アジナー９／１０（日） 晴二日目。まだ二日だというのに、アジナーにとっては最大でかつ情けないピンチが訪れた。朝５時半に起きて（早）上海駅から出発し、２時間ほどかけて杭州へ。去年はまだできていなかった、新しい杭州駅を見て、「一年でこんなに変わったんだ！すげー、地形まで違う！」と驚きまくるアジ。あなたが去年行ったのは杭州東駅だったんですよ。バカたれィ。大通りを抜けて、ややランクの低いホテルに入る。一休みしてから食事を、と思っていた時に、アジはとんでもないことをやらかした。「コンタクトレンズが…目の裏に入った！？」要するに、ソフトコンタクトレンズを入れていて、まばたきした拍子に中で破れてしまったのだ。かけらを取り出しはしたが、残りが目の中に存在するか分からず、往生してしまった(T_<)結局、事態を打開するために、よんたいさんに付き添いをお願いし、眼鏡屋に行った。しかし「見つからない」と言われ、そのまま近くにある第三人民医院に行くことになった。そこの眼科医の話では、目の中には何もなく、角膜を刺激したために痛みが強いのだろう、ということだった。半信半疑だったが、今から思えば、眼球の解剖をきちんと考えてみれば当然だったかもしれない。のちに帰国してから検査に行ったが、やはり問題はなかった。ただ、ソフトレンズが装着中に破れるのは珍しい、とのことだった。そして何より問題だったのは、病院を出るときにそのまま出てきてしまったことであった。ええ、お金払ってません。逃げたのではなくて、なんかそのまま行かせてくれたんですよ。治療ってほどのこともしてなかったからかな？ようやくホテルに戻る。兄貴たちは腹を空かせてただろうなぁ。事情を話し、ホテルの隣の食堂で食事。サービスはいいし、何でも美味。小姐ともうち解けちゃって、皆満足。タクシーを拾って、六和寺へ行く。魯智深と武松の像を見て、写真を撮った後、六和塔に登った。だが潮信は聞こえず、列車の音をそれと聞き間違えたりしてしまった。こんな音で円寂してたまるか。ホテルに戻って、夜はまたカードにハマる。やはりデッキの構成と引きだ！明日は一日使って西湖ツアーの予定。